投資基準と
パートナーシップ・アプローチ

当社のアプローチ

私たちは、次に何が起こるかを気にする企業に投資しています。

私たちは、組織の安定性や、従業員、顧客、サプライヤー、地域社会との長年にわたる関係を重視し、ディールがクローズしたその先を見据える創業者・経営者と協力します。私たちは、主要なステークホルダーが、将来にわたり絆を維持する、信頼できるパートナーとのフェアな取引を望んでいることを知悉しています。当社自身がそのパートナーになり得ない場合は、適切なパートナーを探すお手伝いをします。
拠点

日本

業種
売上規模

10億円~50億円

典型的な 事例
パートナーシップの形

私たちの取引はゼロサムではなく、プラスサムです。

創業者や企業と協力し、ウィンウィンの関係を築くことで、互いに楽しい時間を過ごしたいと考えています。

レガシー・バイアウト

このアプローチにおいては、会社の独立性と名声の維持を望みながら引退するオーナー経営者から、当社が51%~100%の株式を買い取ります。引退時期は、即時でも可能ですし、あるいは例えば5年以上でも可能です。私たちは柔軟です。レガシーの維持は、単に資本の維持というだけではありません。人員移行や、ブランドに対する顧客の印象や対応にまで及びます。レガシー・バイアウトとは、ブランドの名称やアイデンティティを維持し、オペレーションも殆ど変化させないアプローチです。

成長パートナーシップ

このアプローチにおいては、株式の一部の売却を希望するオーナー経営者から、当社が51%~80%の株式を買い取ります。多くの売り手は、まだ引退を考えておらず、むしろ企業の将来に希望を抱いています。株式の流動化、成長のための再投資ニーズ、長期的継承計画の立案がディールの原動力となります。一般的にアドバイザーは、ディールのクローズ後に現経営者が経営に関与すべきかどうかについては買い手にゆだねるよう助言することが多いのですが、当社の観点は異なります。私たちは、現経営者が関与を継続したいと希望することは、とてもポジティブなシグナルととらえます。

マネジメント・パートナーシップ

このアプローチでは、引退するオーナーや実質的に不在のオーナーはとは別に、事業の自律的成長を継続したいと考える経営陣と協力します。マネジメント・パートナーシップは、成長志向型パートナーシップの一種ですが、私たちがパートナーとして協働するのは、既存の大口株主ではありません。これは、オーナーがすでに経営から引退し、株式を全くあるいは殆ど持たない経営陣が、会社の運営とビジョンを主導する場合によく使われるアプローチです。マネジメント・パートナーシップでは、私たちは経営陣と協働し、最善の協議の進め方を取り決め、オーナー、経営陣、会社にとって ウィン・ウィン・ウィンのシナリオを実現します。